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〝ルナちゃん〟期待していた人、ゴメンなさいね。
流石にルナちゃんは無理ッス(笑)


帰ってきちゃいましたよ、管理人。
そして今日は昨日の続きを投下です。
行くぜ、行くぜ、ドンドン行くぜ(←何?


旅先で改めて思ったのだが、本当にこの小説はヤバいなと。
今の所、小説の4割が下らなさで出来てます♪ みたいな。
でもね、良いじゃないですか。
ふざけられる内にふざけさせて下さいよ。
ふざけられる内が華なんだ(←意味不明


ではでは、続きからどうぞ!


 





#04:何たるや、委員決め!_P2

 うわぁ……。 進まないな~。
 役員決めが始まってから約十分。 決まった役職は例の学級委員長と保健委員会のみ。 その他のポストは驚愕のガラ空き! うわ~、難航しすぎだよ。
 教壇に構える委員長も、そろそろ痺れを切らしかけてるのが良く分かる。 腕を組んだその顔の、綺麗に整えらえた眉がピクッ、ピクッと……。 危険だ。 非常に危険だ。
 
「決まりませんな~」
 
 隣のリコちゃんがのんきに、それもよりによって僕に向けて……。 うぅ、危険だ。 委員長の眼前でお喋りとか、危険だ……!
 
「だったらリコちゃんが何かやればいいんだよ。 体育祭実行委員とか」
 
それでもやっぱり無視するのは気が引けたので、この場では至極真っ当な提案を。
……が、それがやはり良くなかったのだろうか。 コソコソ話ではあっても、話していたことに変わりない僕を目ざとく発見した委員長にキッ! と鋭い眼差しを投げかけられてしまった。
その瞳が『アナタ、何かやりなさいよ』と、殺気とセットのバリューパックを送って来た。 嬉しくて涙が出てきたヨ。
横目でチラリとリコちゃんを盗み見ると~……、
 
「~♪」
 
 結構ありきたりの、口笛を吹くフリで目を逸らされた。 うおッ! 策士なの、彼女は!!? 策略家なのか!!?
ダークホース(使い方はあってるかな? あとで調べておこう)の出現に虚を衝かれつつ再び視線を壇上に戻し……。
 
「ひぐッ……」
 
 委員長の眼光に、我ながら情けない声を漏らした。 仕方ない、やるか。 延々と決まりそうにないし、委員長を助けるためにも。 う~ん……。
 そうだな。 どうせだったら楽しいものが良いかな。 後は……、出来る限りラクそうなもの。 うん、今の思考を委員長に読み取られてたら確実に終わってたね。
 
「あの~……」
 
 おっかなびっくりと言った様子を丸出しで挙手する僕。 クラスの視線が僕に集まり余計に委縮するなか、委員長の表情がわずかにしたり顔になったのが分かった。
 くッ! いくら委員長だからってそれはヒドイや! 後で何かしらの仕返しをしてやる! なんてほんの一瞬は思ったけどやっぱり恐れ多くて僕にはそんなこと絶対に出来そうにないからここは大人しく何か適当な役職に就いときますマル。
 
「はい、星河君!」
 
 嬉々とした委員長の眼差し。 いざ発言するときになって、僕は言い淀んだ。
 〝一体、何委員会に入ろう?〟
 僕って、自分が考えている以上に馬鹿かもしれない。 考えないで挙手とか、え?
 あまりにも軽率過ぎる自分の行動に半泣きになりつつ、僕は必死になってブラックボードに書かれた委員会名を読みまくる。
 放送委員会――――――却下。 理由、昼休みが忙しい。
 図書委員会――――――却下。 理由、上記に同じく。
 美化委員会――――――却下。 理由、めんどくさい。
 風紀委員会――――――却下。 理由、早朝挨拶ヤダ。
 選挙管理委員会――――――却下。 理由、名前がゴツイ。
 体育祭実行委員会――――――却下。 理由、体育祭の時期に地獄を見る。
 文化祭実行委員会――――――却下。 理由、上記に同じく。
 学年旅行取締委員会――――――却下。 理由、結局委員会はやりたくない。
 な~んだ、やりたくないんじゃん。 全く僕って、馬鹿だな~。
 …………………………………。
 
「星河君?」
 
 そろそろ本気でマズイ! 皆の視線が本当に痛い! そして委員長の冷徹な眼差しはそれを遥かに上回ってこの世の物とは思えないほど痛いッ!! あうあうあう……。
 考えろ、考えるんだ星河スバル! 目の前の委員会の中で、一番マシなのは? 目の前の委員会の中で、一番ラクそうで楽しそうなのはッ!?
 
――――――学年旅行取締委員会――――――
 
 神様のお告げが聞こえたような気がした。
 『スバル、これは前期でお役御免だよ』って。
『説明聞いた限り、一番ラクで楽しそうだよ』って。
そして何より、『他の子と共同作業だよ』って。
 これだッ!
 
「僕、学年旅行取締委員会をやります」
 
 そうなのだ。 学年の旅行……、特に一年生の学年旅行は前期内にあり、早々と仕事が終わるのだ! 加え、〝旅行〟って単語が入ってる時点で敷居が低く感じられるのだ! さらに加えるならば、当委員会の役員ポストは二人分よういされているのだ! 仕事を二分出来るのだ!!
 
「学年旅行取締委員会ね……。 分かりました……」
 
 『ふぅ……』と胸を撫で下ろす僕に、心なしか残念そうに声音を低める委員長。 大方、もっと決まりにくい〝選挙管理委員会〟あたりをやって欲しかったのだろう。 ふふふふふ……、その手には乗らないよ。 どの手? って感じだけどね。
 
「では他に、いますか……?」
 
 今まで頑として出てこなかったんだから、そう簡単に出てくるはずもない。 委員長も、少し疲れた様子で半ば投げやりにクラスを見渡す。
 と、その時だった。
 僕の視界……、詳しく言えば左周辺視野が僕のすぐ左隣りで〝白い何か〟が素早く動くのを確認した。
僕を含め、クラス全員の視線が僕のすぐ左隣りに向けられる。 委員長もまた、意外な人物の意外な行動に口をポカンと開けていた。
 
「僕、学年旅行取締委員会をやります」
 
 周りの視線など意に介さず、淡々と述べたのは昨日この中学に転校してきたばかりの藤堂漣だった。
 
「わ、分かりました」
 
 物凄いガッツを見たような気がした。 転校翌日にこんな堂々と発言なんて、凄い(右隣の子は例外だけど)
 
「よろしく」
 
 漣君は口端を少し釣り上げるという、あまり清々しいとは言えない笑みっぽいものを僕に向けてくれた。
 
「こ、こちらこそよろしくね」
 
 そして、僕も負けないぐらい不器用な笑みを浮かべお粗末に笑う。
 あぁ。 しっかりコミュニケーションをとれるのだろうか……。


 

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