第四話_P1

世界の予約投稿から。


早速意味不明ですが今晩は。
ちなみに、世界の車窓からをモチーフに、どうでもイイですね。


続きから、小説第四話です！
キリの良い所で切ったら、今回のはだいぶ短くてギッシリグチャ～な感じになってしまった（汗）
自分いらない地の文が多いのかもね。
てか、下らなさ爆発だものね。
まあ取りあえず行ってみましょう、そうしましょう。

果たして、委員長は委員長になれるのか！？
果たして、スバルは委員長を〝ルナちゃん〟と呼ぶ事になるのか！？

…………………。

↑何だ？ この臨場感の欠片も無いよく分からないの。


では、続きからどうぞ！

#04：何たるや、委員決め！_P1

　ガヤガヤと生徒同士が語らうのを横目に見つつ、僕は教壇にデンと構える新委員長に最大限の注意を払っていた。　一応、予防線として背筋はピンとしてます。

 

「来るな、こりゃ」

 

　ハンターから漏れるウォーロックの囁き。　僕は首肯を返答とすると再び来る時に備えて深呼吸。

――――――視線の先、新委員長の肩が、わずかに震える。　来る、来るぞ！　

 

「静かにッ！」

 

　食後の眠気も通り過ぎ、そろそろ一日の疲れがドッと押し寄せてくる午後六時間目。　生徒にとって有り難さこの上なしである学活の時間では委員会の役員決めを行っている。

　新一年生としての緊張感も、咲き乱れる桜に対する感動も良い具合に薄れてきたこの時期、生徒たちはやっぱり友達とのおしゃべりに興じるのである。　まあ、僕はそんな事ないんだけどね。

　そういえば、心なしか中学校の方が小学校の時よりお喋り人口が多い気がする。　やっぱり、多くの学校から生徒が集まる事によって不良レベルが多少上下するのだろうか。　不良レベルって、何……？

　まあ、そんな事はどうでも良いとして、注目の（？）クラス役員決め選挙開票結果発表と行きますか？　デレレレレレレ……、デデン！（勝手に盛り上げてみた）　開票結果……、〝予想通り〟ぶっちぎりで委員長が委員長継続を果たしました！　ワーイ、ウレシーナー。

　『〝ルナちゃん〟って、呼ばなくてはならないのか……？』と一瞬でも危惧した自分がアホらしく思えるほど何事もなく決まってしまった。 　だって、委員長の〝学級委員長〟という役職に対する情熱は他をはるかに凌駕してるからね。　即決ですよ。

『誰かやりたい奴いるかー』『はいッ！』って感じだったもん。　ちなみに、委員長が挙手した時にビシッ！　って効果音が聞こえたような気がする僕は耳鼻科に行った方がいいでしょうか？

そんな事は置いといてっと。

新委員長となった委員長は早くもお喋り中の生徒勢に注意を促す。　普通だったらここで、『うるせ～よ～』とか、『真面目～』とか言う冷やかしが返って来てしまうのが現代の悲しいところだけど……。　そこはさすが委員長です！（キザマロ風）　その気迫を前にして逆らえる生き物は、もはやこの世にはいないのである。　もしそんな輩がいたならば、それは恐らく人間がたどり着く事など出来ない、遥か彼方の次元に生きる物体Xだろう。　うん、きっとウネウネしてる。

　そんなわけで、怒りのアンガーファイア（レオ・キングダムも顔負け）を受け水を差したような静寂を取り戻した教室内で、委員長が進行を務める役員決めは絶賛停滞中なのだった。　え？　ニホン語がおかしいって？　いやいや、でも本当ですから。

　学級委員長こそはまさに即決だったけど、本来なら役職がなかなか決まりづらいのがこの役員決めの大変なところ。　今回は一番の難所である学級委員長が早々と決まった時点でとってもイレギュラーである。

　担任の先生である渚ツツミ先生（一応女性）は委員長が委員長になった途端に戦闘放棄。　一切の進行を委員長に丸投げしてからというもの、教室の隅で椅子に座りこんだまま何もしないのだ。　

　………………。　委員長、頑張れ……！