はぁ~って、少し悲しくなっちゃったり。
どうも今晩は!
ハァ~……、ですよ、もう。
いやね?
飼い猫がですね、入院したんですよ。
ハァ~ですよ。
病気でだいぶ弱ってたんですけどね、前から。
食事をしなくなったってんで、入院。
まあ、心配ではあるがそこまで気にしていない自分がいるのも否定は出来ない。
いや、変な意味じゃなくて。
信じてるんですよ、彼の生命力(?)を。
自分の予感って良く当たって。
胸がざわめく時は何かしら良からぬ事が起きたりするんですけど……。
そう言うのが全くないんですよね。
だから、信じよう! なんて、ゲームの主人公ですか? 自分。
はい、本日の徒然もこの辺で。
続きから昨日の続きです(←日本語嫌い
では、また明日!
#03:ファーストコンタクト_P2
僕は今、遅刻する事なく、しっかりと、自分の席に着いてホームルーム開始を告げるチャイムに耳を傾けている。
……まあ、相当ギリギリだったけどね。
電波変換を乱用(かな?)して学校までやって来た僕はハンターの時計と睨み合いながら廊下を疾走。 本当に、チャイムが鳴る数秒前に教室へ飛び込んだのだった。
いや~。 その時感じた好奇の視線が痛かったのなんのって。
で、それだけ頑張ったって言うのに、先生は未だに来ないし……。
クラスメートの皆はそれを良い事にワイワイガヤガヤ雑談中。 僕も元気があればお仲間に入っていたかもだけど……。 体力が……。
それに、どういうわけか僕の席の両隣りは空席……。 そのため、余計に話しかける相手も話しかけてくる相手もいない。 それにしても何だろう。 中学開始早々に不登校……? う~む。 ま、イイか(イイのかな~)
それにしても、先生まだかな~なんて優等生ぶってみながら辺りの喧騒や人の熱気に身を包まれ、逆上せた時のような吐き気を覚える。
上着を脱ぎ、ワイシャツ一枚になった状態でも十二分に体は火照っていて。 その体を休ませるように、机に突っ伏した。 うぐ~。 こののび具合、マーガリンっぽいな~。
あ、そうそう。 今日の朝食のパンにはマーガリンを塗ったっけ。
寝坊したせいで焼くことが出来なかった食パン。 何を血迷ったか、そこにマーガリンを塗ったものだから……。
ダッシュで水分を失った咥内は今、全く溶けなかったマーガリンも相俟って凄まじい事になってます。
と、現状報告が終わったところで閑話休題。
オアシスの様に安らぎを与えてくれるヒンヤリ冷たい机に頬をへばり付かせ、僕は窓の外に目をやった。
一年校舎は位置的に、この学校の中庭を眺めるのに一番適した場所らしい。 登校初日に先生が自慢げに言っていた。
でも、確かに先生の言う事は正しくて。 窓の向こうに咲き乱れる沢山の桜の木は風に揺られ、散った花弁がどこまでも流されていく……。
花壇に咲き誇る花々はその首を振りながら太陽を見上げていて……、僕も思わず、外へ飛び出したくなった。 こんなガヤガヤしたところで茹ってるより、外で大の字になって寝転んだ方が何倍も気持ち良いだろう。
「春だな~」と一人お花引き分を満喫したりして、身体の火照りも収まってきたその時だった。
ガラガラ……。
教室全体に、生徒たちの雑談を引き裂くドアのスライド音が。
新生活が始まったばかりという事もあり、クラスメートたちは蜘蛛の子を散らすように、おとなしく自分の席へと戻っていく。 教室が、独特の静寂に包まれた。
前扉から入場してきた先生は頭の掻きながらそそくさと教壇に立つ。 なんだかニヤニヤしていて……、きっと遅れてきた事を自嘲しているんだろう。
「はい、朝の挨拶!」
号令に合わせ、皆がぺこりとお辞儀する。 「おはよーございます」と、少しやる気がない挨拶。
先生はそれでも満足そうに微笑むと、咳払いを一つして唐突に一言。
「今日はこのクラスに転校生が二人来ます!」
教室全体がざわめいた。 無論、僕も心の中でざわめく。 こんなときに両隣が空席って、淋しいネ。
って、二人……? まさか……。
若干の可能性に緊張する僕。 先生はそれを尻目に皆をなだめる様に手を振ると……。
「早速だが、入ってきてもらうぞ!」
と前置きして開けられっぱなしだった前扉の方へ手招きをする。
一瞬にして教室の空気が張り詰められる。 ごくり。
見つめる先。 先生の手招きから数秒の間をおいて。
パコパコと上履き独特の足音を立てながら二人の〝男女〟が入ってきた。 教室がさらに静まりかえる。
視線総ざらいの二人の内、ブラックボード前中央に立った女の子が先にチョークを握り、ガツガツガツッと妙に強い筆圧を感じさせる音と共にブラックボードに自身の名前を書き上げた。
そしてくるっと振り返り、
「藤和 浰喜です! よろしく~!!」
緊張感とかまるでゼロの、満面スマイルを教室に投げかけた。
藤和浰喜(さん)。 全体的に柔らかい印象を抱かせる僕より少し背が低いくらいの女の子。 特徴は……、その日本人離れした、と言うか地球人離れした水色の髪。 毛染め疑惑、僕の脳内で勝手に浮上。 新生活開始早々不良だ!! なんてビビったりはしないけど。
続いて、浰喜さんの隣に立っていた男の子がチョークで、今度は静かに名前を書き上げていく。
「藤堂 漣です……。 よろしくお願いします……」
名を書き終えた藤堂君は振り向きながら静かに言う。
自己紹介に似つかわしい……、とは少し言い辛い静かな口調。
漣喜さんが元気いっぱい過ぎたせいで、その静けさが余計に目立った。
うんうん、これが自己紹介の難しいところだよね。 と心の中で頷いておく僕。
そして、肝心な彼の特徴と言えば……、カッコいい?
ズバ抜けて! ってわけじゃないけど、僕よりはカッコいいんじゃないかなーと。 スッとした鼻にキリッとした目。 髪の色は茶色であるわけですが……、転校生二人揃って不良!!!
なんてビビったりはやっぱりしない。
二人の挨拶が終わったところで教室が再び物音を取り戻した。 恐らく転校生に関してであろうヒソヒソ話があちこちから聞こえてくる。
先生はそれを鎮める様に咳払いすると……、僕の〝両隣〟を指差して言った。
「二人は彼の隣に座ってくれ」
瞬間、心臓が止まりかけた。
ギャッ!
やっぱりだ! 両隣が空席の状態で放たれた先生の「転校生が二人来ます!」で覚悟はしてたけどさ! うぁ~。
いや、別にいやなわけじゃないんだけどなんか……、チョット緊張するっていうかさ。 だって、どうしても彼らと話す機会が増えるじゃない? 僕にはきついなぁ。
でもまあ、仕方ない。 心の開拓民第一号星河スバル、頑張ります。 ってことで。
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流星のロックマン好きな、しがない学生。
流星以外にはポケモンなんかも好きだったり。
プレイタイトル極少のゲーマー。
とある場所にて、とある名前で活動中。
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