Rainy day

どうも、生のyu_です。


今日はハープの日。

ミソラの誕生日です！！


誕生日おめでとう！
これからも元気でいてくださいな（←もういいよ


それに便乗して駄文投下。
前回は酷かったからね。
ま、今回だってそんなに変わらんかもしれんが…。


実はこの作品、軽いカミングアウトでもありまして。
いや、別にyu_がオカマだったとかじゃなくってよ？（←本当か？

何の事だかわかった方は是非嘲笑ってくださいな、yu_のことを。
何の事だか分らん方は是非嘲笑ってくださいな、yu_の文章力を。


では、続きから。

Rainy day




今日は雨がさんさんと降り注ぐ日曜日。
こんな日には時々、お気に入りの傘と一緒にお散歩するの。
何故かって？
なんとなく。


人通りの少ない路地裏で、アスファルトにできた水玉模様を踏んでみる。
波紋は水玉模様を響き渡り、綺麗な鏡の世界を歪ませる。
その光景がなんだか妙に楽しくて。


ザブリ、ザブリ…


まるで水と戯れるようにザブザフ音をたてながら踊る私。
靴のことなんて気にしない。


傘が雨を弾く音が心地良く、ふと足を止めて耳を澄ます。
雨の音が支配する今日という日。
世間では何の変哲もない日曜日だけど、私にとっては少しだけいつもと違う日曜日。
誰が望んだわけでもないけれど、優しい雨だけは私を祝福し、私に静かな時間を与えてくれる。


ポツリ、ポツリ…


瞳を閉じて、雨が奏でる優しい旋律に耳を澄ます。





一人になっていつも思い出すのは彼の顔。
脳裏に彼の素敵な笑顔がよぎる。


そっと、瞳を開けて自分の足元に出来上がった大きな魔法の鏡を覗き込みながら呟いてみる。


―――私は彼にふさわしいですか？―――


鏡の自分にそっと微笑み、またゆっくりと歩きだす。





雨の日は空が曇っていて、皆は嫌かもしれないけれど、私は違う。
ドンヨリ曇った空もなんだかとっても綺麗に見える。
だって、曇っていても同じ空でしょ？
いろんな表情を見れて嬉しいわ。


そんな空を見ていたら、ふと、今度はもっと特別な事が起きてほしくなった。
例えば…、虹とか？
だって私は、気まぐれな女の子。
ねぇ、誰かさん。
私にとって特別な今日という日だけでいいからわがままを聞いてくれませんか？


もちろん冗談。
こんな雨の日に、虹なんて奇跡が起きないかぎりあり得ないもの。
それでもいいの。
とっても神秘的な雨の旋律で私の心は躍るから。





こんな時はなんだかとっても歌を歌いたくなるの。
大空と自分が一つになったような気になれるから。
スーッと静かに息を吐けば全てが溶けていきそうな気がするから。


だから、今日もそっと歌ってみようかな。
雨のリズムに合わせて歌うの。
ゆっくり、そっと優しく。
もっと透明に。
もっと透き通るように。
天高く声が流れるように。
私を包み込むすべてのものに声が届くように。





そろそろ帰ろうかな？
十分、楽しい時間を送れたから。


―――ありがと、また会いましょ―――


そんなことを鏡に写る自分に言って家へ向かう。





まっすぐ、どこまでも続く見慣れた道。
色とりどりの生垣に並んで、私の家もいつもと変わらずヒッソリとたっている。


ふと遠目から、私の家の前で誰かが立っているのが見えた。
その姿は、私が家に近づくにつれて、より一層はっきりしてくる。
ボーっと、空を見上げる彼。
その瞳には綺麗な灰色の空が映って…。


コツリ、コツリ…


やがて彼は私の足音に気付いて、いつもと変わらない、それでいて嬉しそうな笑顔を向けてくれる。





―――誕生日、おめでとう！！ ミソラちゃん！―――








誰かさん。
私のわがままに答えてくれてありがと。











私の目の前にはとっても優しい虹が架かっています。










***あとがき******
だいぶ前に乗りで書き上げた駄文。
今日、本当に雨が降ったので少しビックリです。

前回の駄文よりはyu_色が出たかなと。
なんだか少し不思議ちゃんになってしまったミソラ。
でも、歌とか作る人って、少なからずこんなところがあるんじゃないかな？
みたいな？（←完全なる偏見ですm(__)m
でも、皆さんも小説内のミソラみたいな感覚になりませんか？
自分はなるのですが。
あ～、yu_が変人なのか！
納得し（強制終了）


さて、また明日から旅に出ます。
レッツ予約投稿！！
な感じなのでよろしくです。
それでは。